さよならの時間
少し寂しそうに時間を気にしながら
‘’そろそろ行くか‘’と彼が言った。
いつも、あっという間。
時間が止まってくれたらいいのに。
毎回そう思う。
唯一の救いは、次の約束が決まっている事。
きっと、私が寂しくならないようにと彼の優しさなんだと思う。
彼はそうやって、いつも気にかけてくれる。
この関係は、彼の優しさで包まれている。
そんな気がする。
帰る準備をしていると、彼が近寄ってきて
‘’また来月会おうね‘’
‘’楽しみにしてる‘’
そう言って、私にそっと優しくキスをした。
さよならのキス。
でも、お互い笑顔だった。
寂しいけど、たくさん愛してもらえたから。
心も体も十分すぎるくらい満たされたから。
だから大丈夫!また頑張れる!
次の約束を楽しみに、いい子で待ってます。
休みが明けたら、また顔も見れるし声も聞ける。
それだけで十分頑張れるよ。
幸せな時間をありがとう。
楽しかった。また、来月会おうね。
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