秘密の恋

初めての婚外恋愛。
秘密の関係。彼との関係で思ったこと、感じた事を自由に素直に綴っていけたらと思い始めました。

ピンチをチャンスに

朝、LINEを入れたら


「何となくいい結果じゃ

なかったのかな?って思った」って。


病院に向かう時に

少し電話で話せて


「これからどうするか

俺が決められる立場じゃないから

決めてほしい」


「連絡と会うこと!!」って。


状況説明をして

ずっと話を聞いてくれてた彼から

不思議と伝わってくるのは


もどかしさ。


こういう関係だから。

意見無視して側にいたいのに

それが出来ない。


仕事休んでるから

顔も見れない。


ただ、連絡を待つしかできない。


彼から聞こえる声や言葉が

凄く寂しそうだった。


だからね、やっぱり

私も涙声。


"別れる"という選択肢を

持つべきかもしれない


そう思って話をしようとしたけど


彼の言葉の中には

そんな選択肢

考えてもないってこと


今、この状況で

その言葉を出すことは


絶対にしちゃいけないんだって。


どんな形になっても

この人は、私に

寄り添おうとしてくれてる


結果を受け入れて

一緒に前を向いて頑張っていこう


そう思ってくれてました。


負担をかけちゃいけない

そう思う私と


もっと頼ってほしい

と思う彼。


甘えるという事が

やっぱり苦手な私は


こんな時、上手くできない。


でも、彼の気持ちは

素直に嬉しかったし

心強いものでした。


連絡も、会うことも

自分の意見を素直に伝え


彼にも理解してもらって。


そしたら

「病院終わったら少し会えない?」って。


まさかまさかでびっくりしたけど

少し顔見て会って話そうって。


待ち合わせ場所に現れた彼は

手にたくさん何かを持ってて


車に乗るなり

「はい!ビタミン取って

ゆっくり休んで早く元気になれ」って


いっぱい果物くれた。


「何でこんなにたくさん?」

って聞いたら


「ビタミン大事だろ?」って。笑


きっと何渡せばいいのか

わからなかったのね。


一瞬で笑顔になったよ。


この人の存在が

私の中でどれだけ

大きいかってこと。


そして諦めちゃいけない

何があっても前を向いて。


"ピンチをチャンスに!!"


最近、彼のこの口癖が

私の大好きな言葉です。

セカンド・オピニオン

症状が良くならず

周りに促されてセカンド・オピニオン。


そしたら、まさかまさか。

手遅れ状態。


要はキツイ薬が最初に出ていれば

すぐ治ってたらしい。


今、それを使っても

効果が出るかやってみないと

わからないって。


しかも、普通なら即入院。


でも持病なしで

子供も小さいから

外来で何とかしてもらえた。


ただ、会社は休んでくださいと。

薬がきついのと、量が多いから

副作用で働けないみたい。


毎日病院に来て2時間点滴だって。


で、一応念のために

MRIも取った方がいいらしい。


でも、仕方ない。

セカンド・オピニオンしてなかったら

私、どうなってたんだろう。


会社にも連絡して

来週は全てお休み。

治療に専念します。


ただ、問題は彼。


実は病院を変える前日に

色々話をしていた。


少しでも負担にならない様

しばらく、仕事と家の事

ちゃんと考えないとなって。


そしたら

「問題は、俺だよな。

俺との事をどうするかだ。」って


一人ぶつぶつ。


「嫌かもしれないけど

毎回、体調どう?って聞くから

しんどい時はちゃんと言って!」


「連絡も、会うことも

俺に気を使わずに今日は無理って

体調優先して。」


考えてくれてるの、色々。


何度大丈夫って言っても

心配するの。


そんな彼にまだ何も言えてない。


だから、休み明け

出勤したら私がいない事

きっと驚くだろうな。


来週、会う予定たててくれてたのに。

私の体調次第だったけど。


ちゃんと電話で

状況を伝えよう。


そして、経過次第で

どうするべきか

話し合おう。


少なくとも

私の状態が変わらないなら


彼に心配や負担ばかり

この先かけるだけなら


終わりにする


その選択肢を

お互い頭の中に

入れておかなきゃいけない。


何か、声聞くと

泣いちゃいそうだなぁ。

愛しいのです

悩みに悩んだ週末。


そしたら、ふとしたきっかけで

調子が悪い原因がわかって。


時間はかかりそうだけど

色々気をつけなきゃだけど

とりあえず、少しマシになった!


で、休み明け。

思ってた以上に仕事が忙しかった彼。


「少し微妙だけど、会える?」と連絡が。


会えるの?

大丈夫?ってギリギリまで

不安だったけど

何とか無事会えて。


会ってからいつものように寝てた彼は

とても疲れてた。


会う為に仕事頑張ってくれたんだな

その事がすぐにわかるくらい

一瞬で寝落ち。


少々の物音では起きなかった。

いつもじゃ考えられない。


目を覚ました彼が

私を包み込むように

触れるのを見て


何かちょっとほっこりして。


寒かったはずなのに

くっついてると

ぽかぽかして更に眠気が。笑


どうにかして離れずに

自分にくっつかせようと

一生懸命な彼が

何か可愛くて。


「疲れてたね、今日。」って言ったら


「いびきかいてた?」って聞くから


「少しね。いつもならすぐ起きるのに

今日は全く起きなかったよ」って。


「急いで、走った?」って聞いたら


「今日はいっぱい走ったよ」

「走るよ!急ぐでしょ?当たり前」って。


嬉しかったなぁ。

当たり前って言葉。


無事会えて癒されて

嬉しい言葉も貰えて


彼との一つ一つが

幸せなんだなぁ、私。


どんなに落ちても

すぐ引き上げてくれる


一瞬で私を笑顔に出来ちゃう

彼の存在が愛しいのです。