いつもの電話時間

仕事終わりだからか

「声が疲れてる」

「何だかしんどそう」と心配する彼。

『そんな事ないよー』って

何回言っただろう。笑

仕事が忙しくて疲れてるし

トラブルありでイライラな彼が

来週ご飯行こうって誘ってくれたけど

『よく考えたらさ、今忙しくて

疲れてるんだからまた、仕事

落ち着いたら行こう？』って言ったら

「それは、それで

またその時行けばいいから」って。

でも、、、って言いかけたけど

しばらく考えて

『これ以上言ってもきっと無意味だから

もう何も言わない！！』

『言い出したら聞かない人だってこと

もう十分学んだから』って言ったら

電話先で大笑いされた。

何かムカつく。笑

まだ話に続きがあったみたいで

「で、ご飯と別日で○曜日会うのどう？」って。

『ん？』ってとぼけたら

「だーかーら、同じ週の違う日に会おう」

『はい？』

「おいっ！！」って最後はイラっとしてた彼。

ざまー笑。

『仕事終わってからでも大丈夫なら♡』

と返事。

こんなにしつこく言ってきた本人が

結局最後は

「無理するなよ！

体調優先だからな。」

「しんどそうならちゃんと教えて」って。

過保護さん。笑

ってことで来週は何やら

忙しそうです。

連絡を取ること

会うことが当たり前になって

そのリズムが崩れることを

いつも、何より嫌がる私。

冷静に考えると

何てワガママな女。笑

それも、もちろん大事だけれど

お互いの気持ちがどうあるか。

大変な状況になった時こそ

大事だなといつも思う。

お付き合いが長くなってきて

たくさん拗れて、今がある。

今さら、彼の気持ちがわからない

訳でもなく

この先、不安で仕方がない

訳でもない。

４年半かけて

‘’信じる‘’大切さを

彼が教えてくれたから？

わかっていても

出来ない時もある。

だから、私が不安定な時は

彼が時間をかけて

向き合ってくれる。

私のほんの些細な変化にも

必ず気づいてくれる人。

今は、彼が大変な時だから

私が時間をかけて向き合う番。

「この関係がなかったら

俺、死んでたな」なんて

珍しく弱音を吐く彼に

私に何が出来るだろう？

と不安になる時は

「大したことない俺の話を

文句も言わず、時間も気にせず　

ちゃんと聞いてくれてありがとう」と

教えてくれる彼。

そんな事でいいの？

なんて思ってしまうけど

逆の立場でも

声が聞けるだけで嬉しくて

顔が見れただけで

安心する。

きっと冷静に考えると

簡単なことが大事なんだなぁ。

何だかんだ

結局いつも私が彼に

支えてもらってるってこと

なんだと思う。

クリスマスプレゼントの下見？で

彼と少し遠出デートの日。

街中を二人で並んで歩くなんてこと

ほとんどしたことがなく。

色んなことが新鮮でした。

変に気を使わなくなったのは

やっぱり４年半一緒にいるから。

帰り道、駐車場まで歩いていた時

彼が立ち止まって　

くるっとこちら側を向いた。

ん？何だ？と思っていたら

仕事先の人を見つけたらしい。　　

私なりに気を使って

少し距離をあけて

歩いていると

普通に隣を歩く彼。

横断歩道で止まったとき

『私、気を使って離れたのに？』

「もう大丈夫だから、大丈夫」って。

何だそりゃ。笑

この日、仕事の電話がひっきりなしに

かかってきてたのに

一度だけ、画面を見て知らぬフリをした彼。

多分、奥さん。

私に気を使ってくれたことは

すぐわかったから

何も聞かず、言わずに

知らぬふり。

色々下見してみて

さて、どれにしよう？と二人で悩み。

帰りの車でも

「どうしよう？どうしたらいい？」って。

いつも、悩むなんてことない人が

これまた珍しい。

まだ時間あるし、色々考えて

絞って決めようねと約束して。

車で送ってもらってる時

何かの糸が切れたように

手を繋ぎ、ここぞとばかりに

ボディタッチ。

どんなに話を反らしても

エロさ全開で攻めてくる。

何なの？笑

「だって一緒にいるんだから

触れられる時に触れときたいって

思うでしょ！？」

『女子だねー』って言ったら

「そうか、俺は女子なのか！」って。笑

挙句の果てに

「やっぱり可愛いなー♡」って

頭くしゃくしゃされて

酔っぱらいなの？状態。

彼、一人で楽しそう。笑

場所や状況関係なく

最近益々、彼の気持ちが溢れてる。

俺に黙って付いて来いタイプにしか

見えないのに

このギャップ。笑

本当に面白くて可愛い人♡

次はお籠りデートだね、きっと。