秘密の恋

初めての婚外恋愛。
秘密の関係。彼との関係で思ったこと、感じた事を自由に素直に綴っていけたらと思い始めました。

15分

終わりにしてから

週末、眠れない。


で、休み明け彼と仕事で

顔を合わせた。


彼を見てびっくり!!

金髪になってた。笑


元々、明るい色だったけど

何があったの!?って。笑


いつもなら聞いてこない様なことを

私に聞いてきた時


彼も、気まずくならない様に

気を使ってくれたんだなって。


そしたら、何か色々楽になった。

もう大丈夫!そう思えて。


いつも、決まった時間に

彼から仕事の紙を受けとるから

その紙もらいに行ったら


彼が紙を離さない(笑)


『ねぇ、この手離して!!笑


『私、帰れないんですけど?』


『髪、どうしたの?何があった?』


「俺さぁ、この二日間色々考えたんだ」


「てか、二日間お前の事ばっか

考えてたよ。」


「今日、15分だけ時間作ってほしい」


「俺の性格よくわかってるよな?」って。


で、思わず

『私、LINEも電話も全部消したから

何も残ってないよ。』って言ったら


「お前なー」って。笑


私、全部消して

思い出の物全部捨てたんです。


だって、残す意味がない。


未練あるようで、期待してるようで

嫌だったから。


彼はまさかこんなに早く

そんな事してると思ってなかったらしく


ショック受けてた。


でもね、何の前触れもなく

突然別れをつげて


ちゃんと向き合ってなかったから

彼の話しは聞かなきゃとも思った。


彼も言いたい事言えず

イライラしただろうし。


言いたいこと言わないと

気が済まない性格。


それはよくわかってる。


会って話したいって言われたけど

それはお断りした。


だから電話で15分だけ。

最後の日③

電話を切った瞬間

涙が溢れて、止まらなくて。


家に着いて少し落ち着いた時

彼から電話が。


出ると少し苛立った声で

「終わりかたが一瞬すぎて。」


「○○ちゃんが決めたことだから

その事をとやかく言うつもりはない。」


「ただ、4年一緒にいて

ずっと俺のワガママ聞いてくれて

俺に合わせてくれて感謝してる。」


「だから、最後はちゃんとお礼が

言いたくて。さっきは色々

突然だったから電話した。」


「嫁を会社に呼んだことで

○○ちゃんにこんな答え出させたんだと

思ったら、凄く申し訳なくて。」


「ごめんな。でも会社の為に

この選択をしたんだ。


『私は、会社とあなたの家庭に

関係のない人間だから

そこに意見する権利はない。』


『でもね、事前にその話を聞いてたとしても私は今と同じ答えを出してたと思う』


「もし、○○ちゃんが嫁が会社にくる事を

嫌だって言っても俺は変えられない。

会社のこれからの為だから。」


彼のこの言葉を聞いた瞬間

お互いに譲れない部分が明確で


もうどうしようもなかったんだなと思った。


だから、やっぱりこれで良かったんだ。

そう思えたら凄くすっきりして。


最後の最後まで思いやりのある

優しい彼でした。


電話を切るボタンを

私が押す瞬間までずっと

"ありがとう"って

何回も、何回も言ってた彼。


それだけで十分でした。


4年間の彼との思い出は

どれも大切な宝物です。


楽しかったし、幸せでした。


最後の最後まで彼には

感謝しています。


こういう結果になった事

私は後悔していません。


だって我慢も、努力も十分して

十分すぎるくらい愛してもらえたから。


本当に大好きでした。


時間はかかると思うけど

これからゆっくり気持ちを切り替えて

前を向いて頑張ります。


救いだったことは

バレずに誰も傷つけずに

私たち二人で終われたこと。


キレイごとかもしれないけれど。


今までブログを見に来て下さり

本当にありがとうございました。


ムラゴンは去らずに

また、必ず書きにきます。


良かったら見に来てください。


2021.3.26  TANA

最後の日②

仕事が終わって彼に連絡。

すぐ電話がかかってきて。


まわりくどい言い方をしても

仕方ないと思ったから


『奥さん同じ会社で働きだしたの?』


「、、、うん、そう。何でわかった?」


『車見て気付いて、会社に見たことない人がいたから、そうかな?って』


「急に決まってさ、、、」


『あのさ、私前から言ってるけど

昔から、付き合ってる人の

相手の顔がわかるのは無理なの。』


『奥さんに気付いてから

仕事終わるまでの数時間で

色々考えたんだけどね。』


『何をどうしたって私はそこを

曲げられない。

絶対に嫌なの。昔も今も変わらない。

これは、完全に私のわがまま。』


『だからね、これも一つのタイミングかな?って。

私たち、終わりにしよう』


私が話し終わった時

彼は、凄く驚いてた。


そりゃそうだよね、こんな急に。

さっきまでいつも通り

やり取りしてたのに。


ほんの数時間で何言ってるの?

だよね、きっと。


少し黙った彼が

「わかった。こればっかりは

仕方ない。」


「でも、本当に急に決まって。」


「○○ちゃんがそう決めたなら。」って。


『私は、この4年で本当に

良くしてもらったし感謝しかない。

だから、この答えにも後悔ないよ。』


『ありがとう。楽しかった。』


「こちらこそ。

長い間ありがとう。」


『もう、この電話で最後にしよう。

LINEも何もなし。


「わかった。」


「今までありがとう」


その言葉を最後に

彼と電話を切りました。

ほんの数分のやり取り。


でも、長々と話したり

LINEでやり取りして

彼の言い訳を聞きたくなかった。


自分の決意が揺らぎそうで。


だから、奥さんがいつから働きだしたのか


何で教えてくれなかったのか


私から彼に問い詰めることは

一切しなかった。


だって、もう答えは出てたから。