手術前日の日

出来れば会いたいという

彼の想いが通じたのか？

生理とかぶりそう、と諦めてたのに

奇跡的に無事会えた。

何だかんだ弱音を吐く彼の話を

たくさん聞いて。

連絡も、会うことも

次はいつになるかわからないからか

いつも以上に丁寧に私に触れた彼。

優しい幸せな時間になりました。

帰り際、何回も

「もう会えないかもしれないからな！！」って

ビビリすぎて訳わからないこと

言い出して。

そんな彼に

‘’頑張って‘’ではなくて

‘’気をつけてね‘’とだけ声をかけた。

次の日は

手術日の時間の流れを聞いてたから

やっぱり色々気になって。

何だかんだ、時計とにらめっこ。

何気なく携帯を見たら

彼からLINEがきてた。

連絡を取らないはずだった日だから

びっくりして。

久しぶりにドキドキしながら

LINEを開いた。

無事に手術が終わったこと

ここにくるまで、色々迷惑をかけて

悪かったって。

見慣れてるはずの文章を見て

何だかちょっと泣きそうになった。

手術が終わって、安心して

少し休んでただろう時間に

連絡をくれたこと。

私が気になってたように

彼も気にしてくれてたのかな、なんて。

甘い言葉なんてどこにもないのに

凄く嬉しかった。

仕事に復帰しても

元のペースに戻れるまでは

無理をしないこと。

プライベートの連絡も会うことも

彼の仕事、体調を見て

判断してとお願いしました。

こんな時、何もできないから

待つしかできないけれど。

でも、気にかけてくれてる。

ちゃんと想ってくれてるって

伝わってるから大丈夫。