秘密の恋

初めての婚外恋愛。
秘密の関係。彼との関係で思ったこと、感じた事を自由に素直に綴っていけたらと思い始めました。

やり取り

彼は朝早くから夕方までが仕事なので、連絡が返ってくるのは少し時間がかかった。

だいたい、いつも30分~1時間くらい。

私は、朝だけの仕事で子供達が学校に行って留守の日中は家にいるので、その時間に決まって連絡を取るようになった。


仕事のこと、家族のこと、彼(私)のこと。

仕事で会う時にはゆっくり話せない分、色んな話をした。

すごく新鮮で、彼とのやり取りは楽しかった。



そして、自然と二人の中でルールができた。


その日のラインは消すこと、私が仕事の日以外は連絡しないこと、夕方以降は連絡を取らないこと。

お互いの家族にバレないように。

そして、この関係を守る為に。


連絡を重ねるうちに、彼がふと「電話で話したい」と言い出した!

仕事でいつも喋っているから、声は聞けてたしそれで十分だった私(笑)

え?と戸惑った。

さて、どうしたものか(笑)

仕事で会うたび話をするようになって、彼と色んな話を交わすうちに、私は彼に好意を持った。

そして、お互いに結婚している事を知った。

彼の奥さんが妊娠中という事も。

無理だと思って、自分の気持ちに蓋をした。

でも、彼は今までと何も変わらなかった。

そして、番号を書いた紙を渡された。

複雑な気持ちと、嬉しい気持ち。

後悔したくなかった。

ただ、自分の気持ちに素直になってみたいと思えたから、教えてもらった連絡先にラインを入れた。


「無事登録完了しました!」

今思うと素っ気ない(笑)

でも、その時は精一杯の言葉。

しばらくして、「ありがとうございます。宜しくお願いします」的な返事があった気がする(笑)

これが、彼と私のスタート。

お互いにまだ敬語で、よそよそしくて、気を使いながら。

彼との始まり

彼は私のお客さん。

気づけばいつも色んな質問をしてきて、話しかけてきた。

カッコいい人だな。

私の彼に対する第一印象。

いつも、毎回話しかけてくる彼。

私はそれが嬉しかったし、その時間が楽しみだった。

年齢を聞かれ、同じ年だとわかった。

話を進めるうち、お互いに既婚者だとわかった。

これ以上期待するのはやめよう。

そう思ったはずなのに、「またご飯行きません?」と番号の書いた紙を渡された。

嬉しさと、迷い。

でも、後悔はしたくないと連絡を入れた。

これが彼と私の始まり。

この先、私たちの間に何がおこるかなんて私は想像もしていなかった。

ただ、彼が好き。それだけだった。